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演劇部のある学校なんかに優待割引の案内を差し上げたこともあるんですけれども、最近、ちょっと学生の学部の取り組み方が変わってきました。私が出た関西学院もグリークラブが非常に盛んだったんですけれども、最近余りグリークラブ志望の学生が入ってこなくなったというようなこともありまして、学生の対応はやめまして、一般的に学生証を見せれば、当日に空席がある場合、もう満杯の場合でも最後列の補助席を10席ぐらいは必ず確保して、ゼロにはしないでおこうということで始めました。この間の「欲望−」が第1弾ですから。

 

○前田 
じゃ、つい最近ですね。

 

○山下 
最近です。年明けの「太陽が死んだ日」という、スフィアがつくったピーター・シェーファーの芝居だとか、何本か純演劇公演に学生のハーフプライスがありますよという告知を始めました。

 

○前田 
ハーフプライスというのは、本当に半額という意味ですか。

 

○山下 
半額。そのかわり当日しかだめですよ。

 

○前田 
ちなみに、ドラマシティさんで半額というと、SとかAとかありますよね。

 

○山下 
いや、うちは2ランクはとらなくなりました。もう1フロアでございますので、多少最前列と一番後ろとでは違いますけれども、モノシートでやる。

 

○前田 
そうすると、例えば7000円の公演だったら3500円ということですね。ドラマシティさんの公演は大体そんなもんでしたっけ。

 

○山下 
最高で1万1000円というのがありましたけれども、今はもう7000円、7500円、高くて8000円。

 

○前田 
それでハーフプライスですか。

 

○山下 はい。

 

○前田 
そういう取り組みをどこかでやっていらっしゃるところはありますか。やっぱり若い人に安く見てもらうというのはね。

 

○山下 
ですから、杉村さんの例なんかで、やっぱり若い人が来ていないということでね。もちろん夢の遊眠社だとか、劇団新感線とか、そういうものを私どもが買い興行してやったら効果的なのかもわかりませんが、それは意味がないので、逆に栗原小巻の「欲望という名の電車」を3人でも5人でもハーフプライスで学生が見てくれた方が、長い目で見たら、観客の1つの掘り起こしになるかなと。

 

○前田 
ドラマシティさんの学生ハーフプライス、七飯町の文化協会の事例や、中標津の

 

 

 

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